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「不戦兵士・市民の会」集会案内


「なぜ国民は侵略戦争に引き込まれたのか」

日時 2018年2月9日(日)13:30~17時

早稲田大学9号館・5階第一会議室

資料代1000円(学生無料)

詳細は「不戦兵士・市民の会」home.f01.itscom.net/fusen/

 

 

 不戦大学 不戦兵士・市民の会 創立 30 周年記念

なぜ国民は ――――――― 侵略戦争に引き込まれたのか 数少ない生き証人が語る地獄絵図                           
        
 
 
太平洋戦争勃発から 77 年。戦争・戦場体験を引き継ごう! 

  
◇ 日 時 2018 年 12 月9日(日)13 時 30 分~17 時 00 分(開場 13 時) ◇ 会 場 早稲田大学9号館・5階 第1会議室 tel 03-3203-4141(総合案内)      裏面に早稲田キャンパスマップ( 「第3西門」か「正門」からお入り下さい) ◇ 資料代 1,000 円(学生は無料)   
井筒高雄さん 49 歳
陸上自衛隊で“死の訓練”を受けた元レンジャー隊員。自衛隊が海外の戦場で“殺し殺される”危険が差し迫っているなか、戦場体験者の真実を受け止める。       


 77 年前の 12 月 8 日、日本軍はマレー半島・ハワイ真珠湾を攻撃し米英蘭と開戦、太平洋戦争が勃発しま した。満州事変から日中戦争、太平洋戦争を経て敗戦までの 15 年戦争で、私たちは悲惨な戦場・戦争を体 験し、からくも生きながらえ、極限に追いつめられた人間がどのような行動をしたか、生き地獄絵図を見て きた数少ない生き証人として、“語り部”活動をしてきました。 そして今年 2018 年、創立 30 周年を迎えましたが、戦後 73 年を経て、いまなお声高な戦争回帰の動きを 目の当たりにして、忸怩たる思いを禁じ得ません。安倍政権は憲法改悪、戦争への道を突き進む数々の悪政 を繰り広げており、戦場・戦争体験を語り、伝えることの大切さを痛切に思い知らされています。私たちは 不自由な老骨に鞭打って訴えます。戦争・戦場体験を引き継いでください! 憲法を守り抜きましょう!
 
 
 
1931 年の満州事変を起点とする 15 年戦争に 1931 年(昭和 6)の満州事変から、1937 年の日中戦争、1941 年の太平洋戦争を経て、1945 年の敗戦まで の足掛け 15 年間の戦争をいう。
高野邦夫さん 80 歳  軍隊教育史研究の先駆けで、不戦兵士・市民の
会 代表理事代行。著書に『軍隊教育と国民教
育―帝国陸海軍軍学校の研究―』などがある。
主催/不戦兵士・市民の会 tel 0438-40-5941  fax 0438-40-5942
    公益財団法人・政治経済研究所憲法研究室 tel 03-5683-3325
 
後援/平和を求める自衛官と市民の会(Veterans For Peace Japan)  わだつみ会  憲法学舎 第 9 条の会・オーバー東京 
 
岩井忠正さん 98 歳 太平洋戦争勃発後の 1943(昭和 18)年 12 月、学徒出陣として横須賀の海兵団に海軍予備
学生として入隊。訓練の過程で特攻隊に志願。人間魚雷「回天」・人間機雷「伏竜」といった特攻兵器の乗組員として訓練
を重ねた。子どもの頃から戦争の不条理さについて考えていた岩井さんがなぜ志願し、死を覚悟するまでに至ったの か。今を生きる私たちに残すメッセージとは。著書『特攻 自殺兵器となった学徒兵兄弟の証言』は弟・忠熊さんとの共著。
  
白崎勇次郎さん 96 歳 陸軍無線通信兵として千島列島最北端の占守(しゅむしゅ)島に 44 年 4 月赴いた。戦いら
しい戦いもないまま 45 年 8 月 15 日、敗戦を迎えたが天皇の「降伏宣言」を屈辱と受けとめた。その 3 日後の 8 月 18 日未
明、突然ソ連軍の艦砲射撃と上陸部隊の攻撃。最後の任務として本隊あて電信を送った。“通信機材破壊準備完了せり。・・・
これより最後の突撃を敢行せんとす”。ソ連軍の突入直前に停戦命令が出たが、戦争終結後に多くの仲間が命を散らした。