高瀬毅さんFacebookに紹介されました!

以下、高瀬毅さんのFacebookより転載しました!

戦争で人はいかに心が破壊されるのか。
兵士が負った心の傷=PTSD(心的外傷後ストレス障害)の家族の交流の場を自宅庭に開設した黒井秋夫さんを昨日、知り合いとともに訪ねました。

「PTSD兵士・家族交流館」。東京都武蔵村山市。今年5月10日に開館したばかりです。

黒井さんは、2015年~16年にかけてピースボートに乗船。船内講座で米国の戦場帰還兵のPTSDの症状の話を聞き、衝撃を受けました。それは、黒井さんの父親の姿と重なるものだったからです。
「六尺もある偉丈夫。だのにまったく働く気がなく、話もせず、一日中寝ていたり、まったくダメな父親でした。だからまともに向き合ったことは一度もなかった。父のような人間になってはいけない思って生きてきました」と黒井さんは話します。しかしそれは、父親が怠惰だったからではなく、戦争で傷ついたからだと、黒井さん自身が70歳近くになって初めて知ったということでした。

ピースボートのクルーズから帰国して、兵士のPTSDについて独自に研究、様々な機会に話をしてきました。その中で、何人かの専門の研究者とも知り合い、自分と似たような人家族がたくさんいることに気付かされていると言います。
交流館は、PTSD兵士の家族の人たちと体験を語りあい、交流し、多くの人に戦争帰還兵と家族のことを知ってもらうために建てました。全て自前。広さ10平方メートルと小さな建物ですが、関連の書籍や資料が丁寧に整理、展示され、小さいながら貴重な資料館としての役割ももっています。木造建築で、黒井さんの分け隔てなく話をする人柄とあいまって、とてもフレンドリーな空間になっています。
黒井さんが乗ったピースボートのクルーズには、私も講師としてタヒチから乗り込み、マーシャル諸島を経て横浜までご一緒しました。

交流館は東京郊外で、都心から少し離れていますが、戦争兵士とその家族にもたらす被害について、多くのことを学べます。自分がなにも知らないことを、黒井さんに教えられました。
ぜひ、戦争について研究したり知りたい方は、訪ねてほしいと思います。

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高瀬毅

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

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高瀬 (たかせ つよし、1955 - )は、日本のジャーナリストノンフィクション作家ラジオパーソナリテ

 

来歴[編集]

 

長崎県長崎市出身。明治大学政治経済学部を卒業後、ニッポン放に入社。報道編成制作各部所で活動したのち、情報センター出版局編集者を経てジャーナリストとなり現在に至る。1982年 ラジオドキュメンタリー「通り魔の恐怖」で日本民間放送連盟賞最優秀賞。放送文化基金賞奨励賞。2009年『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』(平凡社)で「平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」受賞。日本文藝家協会会員。

 

現在・これまでの出演番組(レギュラー番組)[編集]

 

·         Jam the WORLD J-WAVE金曜担当ニュースアンカー、木曜日ナビゲーター)

 

·         ニッポン放送「上柳昌彦のごごばん」コメンテーター

 

·         NHKBS「週刊ブックレビュー」書評担当

 

·         テレビ朝日「やじうまプラス」コメンテーター

 

·         テレビ朝日「ワイドスクランブル」レポーター

 

·         文化放送「走れ!やじうまん」レポーター

 

·         文化放送「えのきどいちろう意気揚々」コメンテーター

 

·         文化放送「チャレンジ!梶原放送局」木曜コメンテーター

 

·         長崎放送ラジオ「塚田恵子のシャキッとモーニング」コメンテーター

 

·         長崎放送ラジオ「モーニング・サプリ」コメンテーター

 

·         長崎放送ラジオ「あさカラ」コメンテーター

 

·         長崎放送テレビ「アップルトゥディ」コメンテーター

 

·         インターネットtv「デモクラTV」コメンテーター、キャスター

 

·         インターネットtv「デモクラシータイムス」キャスター

 

など

 

著作[編集]

 

<単著>

 

·         ブラボー  隠されたビキニ水爆実験の真実(平凡社)

 

·         本の声を聴け ブックディレクター幅允孝の仕事(文藝春秋)

 

·         ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム(文春文庫)

 

·         ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」(平凡社)

 

       ➡ < 2009年度「平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」>

 

·         この国で老いる覚悟(ダイヤモンド社)

 

·         東京コンフィデンシャル(えい出版)

 

·         「読み」「書き」「計算」で脳がよみがえる(くもん出版)

 

·         高齢者協同組合は何をめざすのか(シー・アンド・シー出版)

 

<分担執筆・その他>

 

·         AARPの挑戦~アメリカの巨大高齢者NPO(シー・アンド・シー出版)

 

·         介護の仕事(旬報社)

 

·         放送メディア研究9 (日本放送協会放送文化研究所)

 

·         戦争の記憶をどう継承するのか~広島・長崎・沖縄からの提言(芙蓉書房出版)

 

新聞・雑誌[編集]

 

·         AERA 現代の肖像、ルポ 週刊朝日 ノンフィクション劇場連載 「世界」(岩波書店) 月刊「潮」

 

·         GALAC(放送批評) 日経ヘルス  介護問題連載 日経ビジネス別冊 エコノミスト(毎日新聞社)

 

·         ダイヤモンド・エグゼクティブ 長崎新聞コラム「うず潮」 北海道新聞書評 東京新聞書評

 

·         週刊「読書人」書評 週刊金曜日 ヤフーニュース「特集」 GQ JAPAN WEBRONZA(朝日新聞社)

 

講師[編集]

 

·         明治大学マスコミ研究室講師 実践女子短期大学非常勤講師 秋草学園短期大学非常勤講師

 

·         長崎大学教育学部教養教育課程講師 日本大学芸術学部放送学科特別講座講師

 

·         東京作家大学講師 国際NGOピースボート船上講師(水先案内人) 

 

審査委員[編集]

 

·         放送批評懇談会・ギャラクシー賞ラジオ選奨委員(出版編集委員も)

 

·         文化庁芸術祭ラジオ部門審査委員(2015年度・16年度・17年度)

 

·         日本民間放送連盟賞ラジオ番組地区審査選考委員