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父と暮らせば(5)「命を懸ける公務員」

今日の国会で憲法改正の論議で質問に答えた安倍首相は「命を懸ける公務員」という言葉を何度か口にした。
このような表現に私は戦慄を覚える。「国民の命や財産を守るのは私の使命」という発言も何度となく聞いた。

日本国民に問いたい。「自分の命や財産を誰かの(自衛隊員の)命を犠牲にして守りたい」と思っている人は何人いるだろうか?

自爆テロを指示する武装集団の指導者と通ずる物を感ずる。失われる命は自分(安倍首相)ではない。
他人に命を懸けさせる権力を持つ人間がいる社会。そういう社会や国に私は住みたくないと思う。
きっと、父もそういうに違いない。