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抗命・柳尚雄の物語(1)

抗命  柳尚雄の物語  著作 柳道彦 幻冬舎
本の帯に「あの日の決断は、正しかっただろうか。4500人もの命を救ったにもかかわらず、彼が選んだのは「自死」だった。実話をもとに描かれる、個の意思を持つことを許されなかった第二次世界大戦直後に自らの考えを貫き行動した、一人の青年将校の物語」とある。著者の柳道彦さんは1945年生まれの72才、私はピースボートで知り合い下船後にも集会などでお会いした。この本は2017年8月に本人から私のもとに届けられた。
抗命の主人公、柳尚雄は筆者柳道彦さんの叔父(母の弟)に当たる。叔父柳尚雄が自死する(1945年8月)前月に筆者が生まれた。
柳尚雄の自死により跡継ぎが無くなった母の実家の柳家に跡継ぎとして道彦氏は養子に入った。

続きます。2018.2.23現在。